財団について

おおさか創造千島財団は、大阪で行われる芸術・文化活動の支援と、創造活動拠点の提供を通じて、関西の芸術文化の発展に寄与するとともに、地域の新たな価値を創造し、創造的かつ文化的に多様な地域社会を創出することを目的として設立されました。

財団概要

名称 一般財団法人(非営利型) おおさか創造千島財団
Chishima Foundation for Creative Osaka
所在地 大阪市住之江区北加賀屋2丁目11番8号
設立日 2011年11月1日
設立者 千島土地株式会社

設立趣意書

大正時代から昭和初期にかけて、大阪は産業の発展で世界有数の工業地帯となり、「東洋のマンチェスター」と呼ばれていました。大阪市中心部より大阪湾に注ぐ木津川両岸にも造船所などの工場が林立し、近代大阪の繁栄を支えてきました。しかし現在は、産業構造の変化に伴い工場が移転・減少し、かつての活気は失われつつあります。

その代わりに、こうした大阪の歴史は、わたしたちに数々の産業遺産を遺してくれました。名村造船所大阪工場跡地もその一つです。この遺産を活用し、かつて栄えた大阪の港湾地区に「水都大阪」の魅力をもう一度甦らせようという取り組みが、2004年に始まりました。造船所というものづくりの現場であった場所を、新しい創造の場、すなわち芸術・文化の発信拠点として再生することになったのです。
地域貢献の手法として、なぜ芸術・文化に着目したのか―それは、芸術・文化が人々の創造性を育み、多様な人々の考え方をポジティブに生かしていく力を持っているからです。グローバル化、少子高齢化など、社会・経済システムの転換期に、新しいシステムを構築し、より良く生きる方法を見い出すためには、想像力やクリエイティビティが必要です。創造性を発揮できる環境を提供することで、閉塞感を帯びた現在の社会気運に絶大な効果が期待できると考えています。

千島土地株式会社は、こうした考えに基づき、不動産業を営む会社ならではの社会貢献として、造船所跡地を中心とする大阪・北加賀屋エリアの所有物件を芸術・文化活動の拠点に変える試みを行ってきました。芸術・文化の存在が地域に新しい価値観や多様性をもたらし、地域が活性化した例は、国内外に数多くありますが、我々も芸術・文化支援を通して、訪れる人も住んでいる人も元気になるようなまちづくりに貢献したいと考えています。

このたび、株式会社設立100周年を記念して、さらに公益性の高い活動を推進するために、当財団を設立するものです。
芸術・文化活動の環境整備を行い、大阪および周辺で活動するアーティストの活動を支援することにより、関西一円の芸術文化の振興に寄与するとともに、芸術・文化によって地域に新たな活力をもたらし、魅力的なまちづくりに貢献することを目的とします。

設立者 千島土地株式会社 代表取締役社長 芝川 能一